日記では一度も記録していませんでしたが、暮らし野ファームのお米がついに脱穀を迎えました。
せっかくなので春からの様子をまとめます。
*田づくり
ずっと前はきっと田んぼだったであろう場所を田んぼに復活させるところからスタートした昨年。
今年は二年目ということで田んぼ部分を増すことができました。
写真の左側が昨年田んぼにしたゾーン。右側が今年田んぼにしたゾーンです。
田づくりから稲刈りまで、使う道具は鍬、鎌、スコップだけ。すべて人力です。
整備された水路はなく、土地の段差の間から水がしみ出て、それがちいさな水の道になっています。
その水を整えながら利用しています。
*種まき 4月17日、4月21日
田んぼ脇のあまった土地に畝をたてて種もみをまきました。
一般的に田植え機を使う関係で稲の育苗はトレーで行うと思いますが、暮らし野ファームではワイルドに、その土地で育ってもらいます。
鳥よけネットをはって観察。葉っぱが4~5葉になったらころあい。
田植えまでの間、雨それなりに降ったので水やりはしませんでした。
*田植え
この畝から苗を掘り出して田植えのスタートです。
基本的に一本植えです。はじめはびっくりしましたが、1本でもしっかり生命エネルギー全開で分決してくれます。
6月14日下の段から田植えを開始。古代米の晩稲であるカンニホ、赤米の二種類を植えました。
*田植え2
上の段は上州と農林22号の二種類です。
6月24日上州、農林22号
6月30日追加まきした赤米
7月3日田植えラスト
*出穂
もさもさ育ってます。下の段カンニホは穂が赤いのです。
分決もバッチリ。特に分決が多かったカンニホは、多いろことでは40本にもなっていました。
台風の影響を一番受けたのは上州でした。根の張りが弱い感じで分決も少なかったのですが、なんでだろう。
*収穫
ついに収穫でっす!秋なのに雨が続いたことと、水が完全に抜けない田んぼなのでぐちゃぐちゃの稲刈り。なかなかハードです。
手狩りしてはざがけで干します。実が入っていない箇所もありました。
伏流水が直接田んぼへ入っているので水温も場所ごとに違うこと、
晩稲のなかでも特に遅いらしい、カンニホはもう少し早く種をまいた方が良かったかな。
通り過ぎのおじさんからあと一瞬間早くしねぇとだな。と言われました。
来年の課題をメモメモ。
乾燥させたらいよいよ脱穀です!
つづく~!
記録:さき
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